鼻の毛穴の黒ずみが気になる・・・開きが気になる・・・など、多くの人が悩んでいる“毛穴汚れ”
しかし、その毛穴汚れについて勘違いしていませんか?
今回、こちらの記事では私が独自に調べてわかった毛穴のしくみや種類、そして、それぞれの毛穴に対する毛穴ケアーについて解説したいと思います。また、私が実際に試してわかったこと「レチノール配合やビタミンC誘導体で毛穴が綺麗なったこと」なども記事にしていますので参考にしてみてくださいね。
目次
毛穴が目立つ理由
毛穴は毛の横にちょこんと小さな皮脂腺があるのが基本ですが、実はこれは体の毛穴の構造
顔と体の毛穴の構造は異なり体より顔は皮脂腺がとても大きく発達しています。
そのため体に比べ毛穴がとても目立つのです。
顔は頭皮の次に皮脂腺が発達している部分ですがご存知の通り、毛髪よりもはるかに細いうぶ毛です。
ですので、顔は他のパーツに比べても皮脂腺の大きさと毛の太さが両極端!
これも毛穴が目立つ理由の一つです。
顔の毛穴汚れには敏感になりがちですが顔の毛穴の主な役割は皮脂腺の分泌なので毛穴に脂がたまっているのはごく自然なこと。
また、毛穴は“くぼみ”なので影ができるため万が一、汚れがない状態でも黒く見えるのです。
全く毛穴レスな状態に見えることはない!!と心得ておきましょう!
毛穴のタイプとスキンケア方法!
毛穴には3つのタイプがあり、それぞれケア方法がことなります。
➀「開き毛穴」
毛穴の大きさは人それぞれ違いますが、これは遺伝的要因によるもので男性ホルモンの量がかなり関係しています。
遺伝的に男性ホルモンが多めの人は皮脂腺が大きく毛穴が目立ち、お手入れで小さくすることは、ほとんど出来ないと思ってよいでしょう。
➁「詰まり毛穴」
ピーリングと酵素洗顔が効果的!!皮脂と角質が混ざり合った詰まり毛穴
毛穴の皮脂腺から分泌される皮脂と古い角質とがまざって角栓になります。主にTゾーンに多い。
詰まり毛穴の正体は、毛穴の中から分泌される皮脂と古い角質の混ざったもの。
皮脂は日々分泌され続けていますので毎日のお手入れでケアしていけば、たまることなく解消できます。
やはり毎日の洗顔が基本!
しっとり系ではなく、さっぱり系の洗顔石鹸で皮脂をきちんと意識しながら落としましょう。
ざらついて毛穴詰まりが解消されないようでしたらピーリングや酵素洗顔もプラス!
これらのアイテムには、古い角質をはがれやすくする分解する作用があり、穏やかに毛穴の詰まりを取り去ってくれる
ピーリングは肌への刺激が強いと思われがちですがAHA配合などのミルクやジェルタイプの洗い流すタイプを選べば刺激は少なくおすすめです。
ピーリングや酵素洗顔でも毛穴のざらつきがきになる・・・という場合は、最終手段として2週間に1回のペースで毛穴パックやクレイマスクなどを活用してみるのも手です。
ただし毛穴パックは刺激が強いので、頻繁にはNGです!
毛穴パックなら2週間に1回、クレイマスクなら1週間に1回のペースを目安に!!
貼ってはがすタイプの毛穴パックは、その取れ具合が快感となりやみつきになってしまう方もいますが使いすぎには要注意!
毛穴がより広がり目立たせてしまうことに。。。
ちなみに、詰まりが取れても毛穴の大きさは変わらないことを認識しておきましょう。
➂「たるみ毛穴」
レチノールとビタミンⅭ誘導体が有効!加齢で縦長のしずく形に広がって見えるたるみ毛穴
真皮のコラーゲンやエラスチンが老化によって弱り毛穴を支えきれなくなってしずく形に垂れ下がった毛穴。
たるみ毛穴は、まず予防することが大切です。
予防策としては2つあります。
まず1つ目は、詰まり毛穴と同じくピーリングが有効です。
真皮のコラーゲンを増やす作用があるため毛穴のゆるみを防ぐ効果があります。
さらに古い角質も取れるので、角栓を防ぐこともでき詰まり毛穴のケアにもあり一石二鳥です。
ピーリングは必ず洗い流すタイプを使用し肌負担を極力減らしてあげましょう!
2つ目が、レチノール配合の化粧品でケアすること。
レチノールという成分はなんとなく耳にしたことがあるという程度の方がほとんどかと思います。
このレチノールは医学的にも照明されているコラーゲンを増やす働きの強い成分で肌への浸透力があり、真皮のコラーゲンに作用すると言われているのです。
ただ、刺激が強いというマイナス面もあるため使い始めは、効きすぎると肌がカサカサしてくることも。
例えば、レチノール配合のビーグレンも実際に使い始めたら乾燥が気になり始めました。
ですが、使い続けていくとで、徐々にそのカサカサも落ち着いてきます。
レチノールはビタミンAの一種で、もともと体内に存在する成分ですので基本的には安全な成分です。
レチノールよりも刺激の少ない成分でビタミンC誘導体も効果的です。
ビタミンC誘導体が毛穴に効果的
ビタミンCには、コラーゲンを増やす作用と若干ではありますが皮脂の抑制作用とがあります。
ビタミンCと言われる成分の中でも肌への浸透力を高めた誘導体型である“ビタミンC誘導体”を選びましょう。
中でも、特におすすめはリン酸型やAPPSと呼ばれる新しいタイプです。
よく耳にする「純粋なビタミンC」は科学的にいうとアスコルビン酸ですが、これを浸透しやすい形に改良したのがビタミンC誘導体で、成分表示上ではリン酸型は
- 「リン酸アスコルビル」
- 「パルミチン酸アスコルビリン酸3Na」
と表示されていますので選ぶ際は確認してみて下さい!
また、イオン導入機という美顔器で週に1度程度ビタミンCのイオン導入をすると毛穴ケアに有効です。